当院のリハビリテーション
当院のリハビリテーションは、大きな怪我をしてすぐの方、病状が落ち着いている方など幅広い方々に対応しており、医療保険、介護保険を適用することができます。リハビリテーションの専門家である理学療法士、言語聴覚士、作業療法士から整形外科疾患、難病、高次脳機能障害の方のリハビリテーション、認知症の検査やトレーニングの支援を受けられます。また、脳卒中の標準算定日数であるリハビリの期限を超えてもリハビリテーションを受けたい場合、自費であればお受け頂くことが可能です。
症状が軽度の方、高齢者の方、以前より体の機能が弱っていると感じる方は、当院のリハビリテーションをご検討ください。リハビリは早めに始めることがお勧めです。
当院のリハビリテーションの特徴
施設基準は、脳血管疾患Ⅲ、運動器疾患はⅢ→Ⅱとなり、多くの患者さんに御利用頂いております。将来的には運動器疾患I、脳血管疾患Ⅱの取得を目指し、さらに充実したリハビリを提供できるように致します。
病院と同様に理学療法士、作業療法士、言語聴覚士による、より専門性の高い評価や治療、患者様個人個人に適した訓練時間を提供していきます。
脳血管疾患だけではなく、脊椎専門医でもある院長の特色も生かし、頚椎症や腰椎症、ヘルニアやすべり症等の脊椎疾患にも対応していきます。
首や肩、腰が痛い、しびれがあるなど、痛みや神経痛に対しても、MRIにて原因追及したのちリハビリを行わせて頂きます。
個別リハビリはもちろん、最新の牽引機械もご用意しています。手術を避けるために、予防リハビリに力を入れていることも当院のクリニックの特徴と言えます。
また、モービーという筋力を計る機械を使っての筋力評価にて、筋力を数字化することで、より客観的な評価、訓練の効果判定をしていきます。患者様にとって、どこが悪いか分かりやすく、訓練への意欲を向上できたらと考えています。
装具にも力を入れていきます。装具の破損や装具を作製してから1年半以上経っていると、作り直しできる可能性があります。義肢装具士と連携しておりますので、診察にて相談して頂けたらと思います。当院でのリハビリをしている患者様はもちろん、他施設でリハビリをしている患者様でも装具の見直しは可能ですし、当院の療法士にみて欲しいと要望があれば、実費負担となる可能性もありますが、対応させていただきます。
痙縮で困っている患者様に対して、ボトックス治療を開始しました。施注の際にエコーを用いる事で、狙った筋肉にしっかり施注できる事や、血管や神経を避けて施注できるため、リスクを最小限にしております。当院のボトックスをする際に、施注前後に可動域測定を行い、効果判定をします。この結果を元に、次回施注する筋肉を変更したり、施注量を変更するなど、少しでも効果的な施注を行います。ボトックス治療の効果を高めるために、ボトックス治療後すぐにリハビリを行います。
地域の人と寄り添い、少しでも現状の症状より改善できればと考えていますので、まずはお気軽にお越しいただき、相談していただけたらと思います。
症状や疾患に対するリハビリの種類
脳に損傷を受けた方へのリハビリテーション
脳の病気や交通事故などで脳がダメージを受け、計画的な行動が苦手な「遂行機能障害」、注意散漫になる「注意障害」、感情を抑制できない「社会的行動障害」などの高次脳機能障害の方を対象としたリハビリです。医師の指示を受けたリハビリの専門職から、回復を目指すため、様々な訓練を受けて頂きます。リハビリのプロによるサポートで少しでも自立した生活を送れるように支援していきます。
認知症の検査とリハビリテーション
認知症をスクリーニングする検査を行い、医師の指示に基づいて、理学療法士・言語聴覚士・作業療法士が、患者様に合ったリハビリテーションを提供します。
難病が原因の症状へのリハビリテーション
パーキンソン病などの難病が原因で起こる症状を、リハビリテーションを通して改善します。
不随意運動
意識せずに勝手に起こる身体の運動を不随意運動と言います。原因には、緊張やストレス、不安などが挙げられます。
パーキンソン病
筋肉が固くなる、手足の震え、体が傾くなどの症状が現れる病気です。身体の左右どちらかに症状が生じ、少しずつ両側に症状が見られるようになります。遺伝的要素があると言われていますが、明確な原因はまだ分かっていないのが現状です。